アマチュアボクサーとして活躍する井上拓真選手(綾瀬西高校3年)と、8月に最速タイで日本ライトフライ級王者になった兄・尚弥選手(20歳/大橋ボクシングジム)を応援しようと、2人の地元・座間で後援会設立が進められている。9月18日 の祝勝会で、正式に発足する予定。※9月17日起稿
拓真選手は、全国高校総合体育大会などの優勝経験があるホープ。8月の高校総体では準優勝した。将来はプロでの世界チャンピオンを目指している。
兄の尚弥選手は、8月25日の日本タイトルマッチで、前王者の田口良一選手を破り、プロデビュー4戦目にして王座を奪取した。具志堅用高さんが持つ日本人の世界最多防衛記録(13回)更新を目標に掲げており、今後は世界での活躍が期待される。
設立の準備は、2人の母校、座間市の栗原小学校と栗原中学校でPTA会長を務める、乾(いぬい)洋一郎さんと大西太郎さんが中心となって進めている。 後援会は、井上兄弟や家族、大橋ボクシングジム公認の組織になる。正式名称は、複数の案から父・真吾さんが選んだ「井上尚弥・拓真後援会」。乾さんによると、後援会は、海老名市で開く祝勝会で正式に立ち上げる予定。規約や会費、会員特典は検討中だという。ホームページは暫定的に公開中。10月上旬の正式オープンを目指している。
ボクシング経験者の乾さんは、2人が目指す世界王者と防衛について「本人たちの力に加えて、周囲のサポートがないと達成できません」と強調。「地元から世界に羽ばたこうとする2人を、ぜひ一緒に応援しましょう」と力強く呼びかけている。
後援会に関する問い合わせは後援会準備室 乾さん【電話】046・251・7081/ 【FAX】046・251・7155へ。スタッフが揃っていないため、留守番電話で対応後、準備室から折り返すという。ホームページは「井上尚弥・拓真後援会」で検索できる。