あやせ国際フェスティバルで初めて司会進行役を務める 青木 祐二さん 日々輝学園高等学校 英語課教諭 29歳
好奇心旺盛なパフォーマー
○…日々輝学園の英語教師。フェスの司会は同学園の英語教師が代々務めており、先代が異動したのを機に任命された。「今回から初めて実行委員に携わっているけど、先月指名されたので驚いた」と率直な気持ちを話す。先日の実行委員会で台本を渡され、今は準備に余念がない。「楽しみであり、不安もあり…上手くできるかっていう不安の方が少しだけ大きいかも」と笑顔で首をすくめる。
○…人と接するのが好きで、教員になる前は英語を活かして接客できるホテルマンとして働いていた。見識を広げようと就職前に国内外のホテルで働くなど、バイタリティ溢れる。もともと国語や英語など語学に興味があり、子どもの頃から英語教師になりたいという思いがあったため、3年前に転職を決意。そこには小学校教師だった祖母の影響もあるようだ。今は3年生の担任を受け持っている。「教職は大変だけど、とても充実している」と顔を綻ばせる。
○…生まれは埼玉。旺盛な行動力と好奇心は学生時代からで、高校でホームステイした時に日本の事を知らない自分に気づき、「まずは自国の文化を学ぶべき」と京都の大学を選んだというエピソードを持つ。大学では英語を学びながら、寺巡りや海外旅行で見聞を広げた。就職を機に関東に戻り、今は横浜で暮らす。プライベートでは劇団所属のパントマイマーという一面もあり、年に1度、舞台に立っているそうだ。
○…「当日、来た人たちに楽しんで帰ってもらいたい」と、司会としての意気込みを話す。昨年と一昨年も生徒と共にボランティアとして当日の運営を手伝っているが、これまでとは違う役割を担うため、そこで生まれる新たな出会いや繋がりにも期待している。「今度、フェスの広報でラジオにも出るんです。これも初めての体験。上手くいくかな」。新しいことを楽しもうという気持ちが、生き生きと話す姿から伺えた。