綾北商店会(峯松守会長)が中小企業庁の補助制度「商店街まちづくり事業」で、同商店会エリアに防犯カメラ4台を設置した。
「犯罪が起きてからではなく、未然に防ぐための抑止力として以前から考えていた」と同会の片野操さんは話す。カメラ設置費用は約100万円で、一部を商店街が負担している。
綾北商店街では10年ほど前から続けている高齢者を守るための「よろず相談店」や、市との防災協定など、安心・安全のまちづくりのための活動に力を入れている。「最近では防犯カメラの映像から検挙につながるケースも数多くある。カメラ設置が地域の方々の安心につながってくれれば」と峯松会長は話している。