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綾瀬版 公開:2014年3月7日 エリアトップへ

新年度予算案 一般会計3年ぶり増 綾瀬IC関連事業費など盛り込む

政治

公開:2014年3月7日

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 綾瀬市は一般会計286億6千万円の2014年度当初予算案を編成し、市議会定例会に提出した。予算案には2017年度中の供用開始を目指す東名高速道路綾瀬インターチェンジ関連事業費や、新規事業として市民文化センターの施設大規模改修などを反映した。

 一般会計の予算総額は前年度予算253億7千万に対し13%増となり、3年ぶりにプラスに転じた。市財政課では増加の主な要因に、「綾瀬インターチェンジ関連事業や、老朽化による市民文化センター改修などがある」としている。

 インターチェンジ関連事業にはインター開設に係る用地取得のほか、周辺道路整備費などで約17億1千万円を盛り込んだ。市民文化センター改修には約3億円を計上。築30年以上経過し老朽化した施設の安全性と快適な環境確保のため、来年2月から7月にかけて休館し集中工事が行われる。

 歳入では個人所得の減少による市民税の減が見込まれるものの、企業業績回復によって法人市民税や設備投資による固定資産税が増加。増税前駆け込み需要に起因した新築家屋増で固定資産税もプラスになり、市税全体では前年に比べ2億5千万円の増となった。

 一方、インターチェンジ関連や市民文化センター施設改修、臨時福祉給付金等で依存財源である国庫支出金、県支出金、市債などが30億2千万円増加したため、自主財源比率は前年を5・7ポイント下回る52・2%となった。

新規事業

 福祉・医療▽放課後等デイサービス事業所の設置促進補助▽民間保育所施設整備への助成▽胃・大腸・肺がん施設検診の導入▽胃がんリスク検診の導入▽地域巡回型介護予防事業▽お達者ウォーキング応援事業▽認知症訪問相談事業

 農業・商業・工業・観光▽ご当地ナンバープレートの交付▽早川春日原の道路整備▽企業間ネットワーク形成への支援

 教育・文化・スポーツ▽学力向上推進支援者の配置▽小学校への音楽アウトリーチ事業▽市民文化センターの大規模改修

 防災・防犯・消防▽土砂災害ハザードマップの作成・配布▽危険ブロック塀等耐震化の助成▽河川等の浸水対策

 行革・協働▽コンビニエンスストア収納業務▽市民参加条例の策定

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