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綾瀬版 公開:2014年5月9日 エリアトップへ

綾瀬ロケーションサービス「ブタロケ隊」の総合リーダーを務める 比留川 実さん 深谷在住 58歳

公開:2014年5月9日

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ブタロケ隊で綾瀬を発信

 ○…綾瀬に映画やドラマの撮影を誘致するための取り組み「綾瀬ロケーションサービス」を運営する、市民有志で組織された「あやせ市ブタッコリ〜ロケ隊(通称ブタロケ隊)」の総合リーダーを務める。かつて市職員として商工振興課に在籍した経験を買われての抜擢だった。「もっと若い人がいいよって言ったんだけどね」と大きく笑うが、兼ねてより持ち続けていた綾瀬の活性化に一役買いたいという思いから引き受けた。

 ○…「ロケの誘致は近隣では藤沢が最も先進的。出向いて話を聞いたりした」と、これまでの経緯を話す。会議の中で勉強会を重ね、1年かけて設立の準備を行ってきた。しかし、実現可能かどうか不安という気持ちもあるという。「藤沢市はロケ地観光の一つの成功例だが、そもそも綾瀬とは観光地としての地盤が違う。実例を踏まえて一歩一歩進め、綾瀬の良さをロケに結びつけていかないと」と冷静に分析する。

 ○…深谷で生まれ育つ。家が農家で農業高校にも通ったが、仕事は市役所という違う畑を選んだ。しかし年をとるにつれ、子どもの頃に慣れ親しんだ畑に触れたいという思いが強まる。夫人の実家が高齢で農業を続けられなくなったのを機に一念発起。仕事を辞め、家業を継いだ。「やるからには面白いものにしたい」と観光要素を入れた収穫体験型農園にし、少量多品目を育て通年で野菜を育てている。「大変だけどみんな楽しそうだし、生の声が聞けて嬉しい」と満面の笑み。

 ○…「ブタロケ隊はまだ始まったばかり。これからが大変」と一転、真剣な顔を見せる。業界への周知や撮影ポイントの提供、ロケ隊が来た際の受け入れ体制など課題は山積みだ。しかしそんな苦労もどこ吹く風。「具体的な案はまだないけど…エキストラに綾瀬の特色を出せたら面白いよね。農園でも今、新しく始めてみたいものがあるんだ」と、常に新たなことに挑戦する姿勢を持ち続ける。

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