市は3日に開会した市議会6月定例会に「綾瀬市福祉会館条例を廃止する条例」など9議案と、4件の報告事項を提出した。会期は6月20日まで。一般質問は16日・17日の本会議で行われる。予備日は18日。
福祉会館条例を廃止する条例は、(仮称)綾瀬市保健福祉センターの建設に伴い、既存建物を解体するため提案された。条例は市民福祉常任委員会に付託され、審議される。可決されれば同会館は年内いっぱいで閉館し、今年度中に解体工事が開始される。
1968年4月に開館した市福祉会館は、老朽化のため兼ねてより建て替えが検討されていた。(仮称)綾瀬市保健福祉センターは、同会館と保健医療センターを統合し、子育て支援センターや基幹型包括支援センターを併設した医療・介護・福祉・保険の複合施設として計画されている。現福祉会館と、その隣のプールを解体した敷地に建設が予定されている。
基本設計を行う事業者は選定が進められており決まり次第、建物の規模など詳細が詰められる。「パブリックコメントで市民の意見を取り入れることも検討している」と、市福祉総務課では話している。センターは2017年9月頃の工事完了を予定。
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