米海軍航空厚木基地で先月20日から22日の3日間、市消防隊と基地消防隊の合同訓練が行われた。
この合同訓練は、市消防本部の訓練計画に基づき行われたもの。国内では珍しい米軍所有の「モービル・ストラクチャル・ファイヤートレーラー=写真上」が使用された。
同トレーラーは建物火災を想定した本格的な訓練が行える。間仕切りで様々な間取りを作り窓や天井、扉を破る突入もできるほか、炎が天井をなでるように広がる「ロールオーバー=写真下」も再現できる。
「現場でもなかなか突入できないような過酷な状況での訓練ができた」と市消防本部は話した。