綾瀬の特産品や特徴ある商品の品質向上と販売促進を図り商業の活性につなげようと行われている市商工会推奨品に、ラニパン(上土棚南2の8の1)が開発した「ぶたっこり〜まん」が認定された。パンには市の特産品であるブロッコリーと、あやせ名産品豚みそ漬が使用されている。
商工会推奨品は市内事業者が企画・製造・加工した製品が対象になる。名称や意匠、製品の素材や材料が綾瀬市に関わりがあるものであることが条件で、申請後に審査会が行われる。今回は2012年10月に認められた「みそまんじゅう」以来、約1年半ぶりの認定となった。
「市内で最近、地域を活性化しようという動きが活発になっている。自分にも何かできないかと思って作った」と、店主の山岸正紀さんは話す。このパンをきっかけに、地の食材の美味しさを知ってもらおうというものだ。
ブロッコリーはパンの生地に練りこみ、餡には豚みそ漬を使用した。豚みそ漬は従来品をそのまま使うとしょっぱくなってしまうため、製造元の大久保商店に味の調整を依頼。餡に混ぜる野菜の配分を調整するなど、試行錯誤を繰り返した。
こうして昨年10月に完成したパンは、市の公認キャラクター「ブタッコリ〜」にあやかり「ぶたっこり〜まん」と名付けられた。インターネットなどで商品の情報を見た人たちが来店しており、その後の反応も上々だという。
「また何か新しい商品を考えたい」と、山岸さんは話している。
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