夏本番、照りつける暑さにも負けず、綾西高齢者憩の家の集まりに元気に通う102歳の男性がいる。綾西在住の芝原廣さんだ。
芝原さんが通うのは、綾西麻雀同好会が毎週木曜に開催している健康麻雀。10年程前の会の結成当初から参加しており、以来ほぼ毎回参加しているという。
杖をつきながらも達者な足取りで歩く芝原さん。「麻雀は手も動かすし頭も使うからちょうどいいんだよ」と、しっかりした口調で取材に応じる。「麻雀はいくらやっても下手。皆さんに揉まれて遊んでもらってるんだ」と笑う。週に1度、仲間と交流できるのが楽しいようだ。
今年9月には103歳の誕生日を迎える芝原さん。卓に着くと、真剣な表情でゲームに興じていた。