地域活性化支援・セカンドライフ支援のコンサルタントとしてセミナー講師を務める 小林 繁紀さん 寺尾台在住 71歳
人と地域のエキスパート
○…これまで数多くの地域活性化支援や独立起業支援、セカンドライフ支援、就職支援を行ってきたコンサルタントのエキスパート。独立起業は6年間で405件の支援実績を持ち、国交省アドバイザリー会議委員として「田舎暮らし」の支援や、岩手・宮城・熊本で地方自治体の地域活性化支援に様々な形で携わるなど、活動は幅広い。「70歳で完全定年したので、次は地域に貢献しようという思いが強くなった」と話す。
○…40歳直前、大手家電メーカーから人材ビジネス会社への転身が、今に繋がる契機になった。同じ業界で自らも創業し、その後は大手の会社に請われてキャリアコンサルタントやセカンドライフ支援コンサルタントの責任者も務めている。
人材ビジネスに携わり30年。こだわり続けたのは人と向き合うこと。「転職を手伝う時、僕は”友人が1人増えた”と思っている。紹介した友人と、友人を雇った企業。双方がハッピーになれば、嬉しいからね」と満面の笑みを見せる。
○…新潟県長岡市で生まれ育つ。大学進学を機に地元を離れ神奈川に。逗子や座間などで暮らし、家を購入して綾瀬に移り住む。息子2人は独立し今は夫人と2人で暮らすが、「近くに住む長男の孫が、たまに遊びに来るんだけど可愛いんだ」と写真を見せる姿は好々爺そのもの。登山と旅行が好きで、1人登山や夫人との国内バス旅行、海外旅行に出かけるなど私生活もアクティブに過ごす。
○…「これまで仕事仕事で地域を省みる余裕がなかった。これからは綾瀬に密着し、何ができるか考えていきたい」と話す。国などを通し携わった地域活性化支援が、自らの足元を見直すきっかけになった。「ここ最近で、地域で活動する多くの人に出会った。この出会いはとても大事だし、それを通して少しでも自分の持つ経験を還元できたら。専門だった再就職支援とかも、いずれ携わりたい」と今後の展望を語った。