綾西小学校PTA広報委員会(佐々木由美子委員長)の広報紙「ふれあい」が、1月31日に市文化会館大ホールで行われた綾瀬市PTA広報紙コンクール表彰式で最優秀賞を受賞した。委員のユニークなアイデアや、地域との関係づくりが評価されての受賞だった。
保護者10人、教師6人で構成される同委員会。保護者全員が広報紙作成に初めて携わったということもあり、「最初は流れがわからず大変でした」と振り返る。
手探りで進める中、連載として毎号掲載したのが防犯・防災シリーズだ。「綾西っ子を守ろう」をテーマに防災ヘルメットの使い方や、県防災センター体験取材、不審者目撃情報多発を受けての危険箇所情報と子どもの防犯対策などを特集した。
また、楽しんで読んでもらおうと校章からデザインしたオリジナルキャラ「防災レンジャー」を考案するなど、ユニークな発想が光る。写真のレイアウトや、目を引くよう工夫された見出しの付け方、地元の取組みを特集し自治会にも配布する地域との関係づくりなど様々な工夫が凝らされている。
「みんな初めてで最初は大変だったけど、慣れてきたらむしろ自由にできたから楽しかった」と佐々木さん。「意見が出しやすかったし、都合の悪い時はお互いフォローし合えた。喧嘩もなかったですよ」とメンバーも話す。
今年度の広報委員の活動は、3月の発行が最後になる。「ここでは地震を見直す特集や、卒業記念特集を企画している。これが最後になるので、みんなが記念に残しておきたいと思えるような出来栄えにしたいです」と、最終号への意気込みを佐々木さんは語った。
綾瀬版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|