任期満了に伴い4月12日に投開票される県議会議員選挙・綾瀬選挙区(定数1)に出馬を表明した市議会議員の綱嶋洋一氏(47・無所属)と、現職県議秘書の笠間功治氏(41・自民党)の新人2人が、それぞれ事務所開きを行った。
1月31日、市内吉岡東に事務所を構えた笠間氏の事務所開きには甘利明経済再生担当大臣が駆けつけ、挨拶を行った。
笠間氏は集まった支持者の前で、「私は県議である父の秘書を12年務め選挙にも携わり、その情熱も苦労も誰よりも知っているつもりです。皆様の思いを県政に届け、『できないことをできるように、できないことはなぜできないのか』をはっきりさせられる。そんな皆さんにしっかり寄り添っていけるような人にならなければいけないと考えています」と、述べた。
綱嶋洋一氏は2月8日に、寺尾南で事務所開きを行った。集まった支持者の前で同氏は、「正直出遅れ感はあるし、こんなに苦しい戦いになるとは思わなかった」と率直な思いを述べたあと、「市議として12年間、皆様に育てていただいた経験を県政に役立てたい。今回の選挙は『継承か新たな風か』『経験か未経験か』を問うものだと思う。12年の実績を、皆さんにどう評価されるかという時だと考えています」と語った。
また、途中で駆けつけた笠間城治郎市長も挨拶の言葉を述べた。