市と(株)オーエンス(東京都中央区/大木一雄社長)が3月20日、市長応接室で「綾瀬市文化会館におけるネーミングライツ契約」を締結した。これに伴い、8月1日から「綾瀬市オーエンス文化会館」の愛称が導入される。
ネーミングライツとは、施設の名称に企業名などの愛称を付ける制度。企業が支払う契約期間中の命名権料を、施設の維持管理に活用する。
市では今回、新たな財源確保の取組みとして初めてネーミングライツを導入した。文化会館への命名権は、県内自治体では政令指定都市以外で綾瀬が初となる。
ネーミングライツパートナー募集は昨年10月から11月にかけて行われ、公共施設の運営・管理を主体に行っているオーエンス1社が手を挙げた。1月の選考会で審査が行われ、同社に決定した。
契約期間は現在行われている改修工事終了後の8月1日から、2020年3月31日までの4年8カ月間。年額120万円、総額で560万円の契約料が市に支払われる。
また、同社は別に行われた同館の指定管理者制度にも応募している。募集に対し手を挙げた1社2グループが審査され、オーエンスが4月1日からの指定管理者に決定している。
「綾瀬市文化会館が市民の文化芸術・生涯学習の拠点として、これまで以上に多くの方々にご利用いただけるよう、地域に根差した運営を行うと共に、愛称に親し藻をもっていただけるよう努めます」と、大木社長は話している。
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