上土棚南にあるラニパンが、あやせ名産品「あやせ本醸造」の酒粕を使った「あやせ本醸造あんぱん」を開発した。
清酒と酒粕を取り扱う矢部商店から、「何か新しいものが作れないか」と相談されたのが開発のきっかけ。以前作った酒粕あんぱんのレシピを持っていた店主の山岸正紀さんは、早速アレンジに取り掛かった。
「酒粕の風味を活かすのが大変だった」と話す山岸さん。配分を試行錯誤し、矢部商店に相談しながら作り上げたという。
同店が地の特産品で開発した商品は、「ぶたっこり〜まん」に続き2品目。「これが地域活性の一助になれば嬉しい。また新しい素材があれば、挑戦したい」と山岸さんは話す。
パンは1個160円。酒粕がなくなり次第今年の販売は終了だが、来年以降も継続した販売を予定している。