野あざみの森管理委員会(福島國美委員長)が土棚小西側に整備を進めてきた「野あざみの森」が、5月2日に一般に開放された。当日はオープニングセレモニーが行われ、委員会メンバー案内のもと参加者が森を散策した。
同委員会は落合キツツキの森管理委員会と、地元ボランティアによって立ち上がった。昨年10月から一部樹木の伐採や草刈り、投棄されたゴミの撤去などを行い、看板や散策路を設置。手つかずのままになっていた森を、きれいに整備した。
敷地面積は約1・1ヘクタール。福島委員長によると、「森の地権者であるミネボウルの峯尾芳之社長協力を得て、昨年4月に緑地保全区域に指定されたことで実現した」という。
野あざみの森はキツツキの森、取内の森に次ぐ3番目の管理地。敷地内は自由に散策することができ、自生するクヌギやコナラ、シラカシなど樹木のほか絶滅危惧種に指定されている山野草を観察できる。