綾瀬市議会の6月定例会が2日に開会し、市は1億5950万4千円の一般会計補正予算案を提出した。補正後の一般会計累計額は307億5950万4千円。定例会には補正予算案を含む6議案と4件の報告事項が上程されている。
今回の補正予算案では、財産管理費として1億4449万4千円を計上した。これは一部借地となっていた市庁舎用地の購入費に充てられる。
また、商工業振興費として、新たに1件認定された企業立地促進補助事業費に1401万円、2010年に綾瀬市民スポーツセンターで起こった救急隊のAED取扱いに対する和解金として、常備消防費に100万円が計上されている。
補正予算案とそれに関わる和解の他に市は、国が行う低所得者の保険料軽減強化に係る市介護保険条例の一部改正や、防災行政用無線個別受信機の取得、市道路線の認定など4議案を上程した。
市道認定は大上の宅地開発に係るものに加え、(仮称)綾瀬スマートインターチェンジ設置に伴う小園の道路用地認定を提案。市道路課によるとICに係る道路用地は一部取得が進んでおり、今定例会で可決された後、用地取得が終わり次第市道として整備するという。
6月15日・16日一般質問
市議会議員が市長など市執行部に対して質問・提言する一般質問が、6月15日・16日に市議会本会議で行われる。
今会議では16人が登壇し、政策、IC関連、厚木基地関連、子育て、教育、環境、高齢者、交通の安全、防災対策など32項目を質問する。各日午前9時からで、傍聴可能。インターネットでも中継される。
問合せは議会事務局【電話】0467・70・5644へ。
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