綾瀬市議会の9月定例会が1日に開会し、市はマイナンバー法施工に伴う条例案をはじめ、来年4月に開設を予定している市内初の公設の放課後児童クラブに係る備品購入費や、綾瀬厚生病院南側に移転を計画している消防庁舎移転のための基本設計費などを盛り込んだ7799万7千円の一般会計補正予算案など、14議案と4件の報告を提出した。
今回の補正予算案では、マイナンバー法が10月に施行されることを受け、来年1月以降に個人番号カードを申請者に交付するための経費など3210万7千円を計上した。
マイナンバー法関連としては新たに制定する個人番号の利用に関する条例や、個人情報保護条例の一部を改正する条例、個人番号カード等再発行に関わる手数料条例の一部を改正する条例なども審議される。
また、子育て支援費として国の制度に伴う放課後児童クラブ職員の処遇改善経費のほか、来年4月開設予定の「綾瀬小放課後児童クラブ」と綾西地区の「ながぐつ放課後児童クラブ」の備品購入費等1939万円を計上。
新設される両児童クラブは「綾瀬市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例」に準じた公設の施設となる。担当の市青少年課によると綾瀬小は今年9月末、綾西地区のながぐつは11月の完成を予定しているという。
施設老朽化に伴い綾瀬厚生病院南側に移転が計画されている市消防庁舎の基本設計費にも、1千万円が計上されている。他にも市税への還付金1500万円などが計上され、補正後の一般会計累計額は308億3750万1千円となる。
一般質問は9月16日・17日
市議会議員が市長など市執行部に対して質問・提言をする一般質問が、9月16日・17日に市議会本会議で行われる。
今議会では16人が登壇し、子育て、教育、交通の利便性や安全、高齢者福祉、地方創生、農業・商業等市内経済、観光、オスプレイに対する市の対応、避難所運営、治水対策、安心・安全対策、空家対策についてなど38項目を質問する。
各日とも午前9時から綾瀬市議会の議場で行われる。傍聴希望者は議会受付で住所、氏名を記入し傍聴券の交付を受ける。一般質問の様子は市議会ホームページでインターネット生中継も行われるほか、市役所1階市民ホールのテレビでも放映される。
問合せは議会事務局【電話】0467・70・5644へ。
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