子どもたちのアイデア作品を募集し、優秀作品を展示する「第30回あやせっ子創意くふう展」が9月26日、27日に綾瀬タウンヒルズで開催される。会場にはJAさがみ賞の森こころさん(綾北小3年)、議長賞の近藤礼唯(れい)くん(天台小3年)、商工会長賞の津村智世さん(北の台小5年)、市長賞の菅野圭汰くん(北の台小6年)、教育長賞の高野拓己くん(寺尾小4年)の上位5人に加え、奨励賞25人の30点を展示。上位賞5人の作品は、11月に横浜で行われる「第74回神奈川県青少年創意くふう展覧会」に出品される。
同展は想像力や夢を育て、市の科学文化振興を図ることを目的に、夏休みの課題として小・中学生対象に毎年作品を募集している。今年は過去最多となる692点が集まった。
森さんの作品は、「ゆめ見る顕微鏡」。光を反射させるためビーズを使いプレートを回転させる仕組みで、「暗いところでもキラキラする」よう工夫されている。
近藤くんは、片面ダンボールを使い「回てん水族館」を作製した。歯車を手で回すと動物たちがくるくる回転する仕組みだ。
24時間テレビを見て「当たり前にはける靴下が、体な不自由な人や小さい子には難しい作業」と感じた津村さんが考案したのが、「くつ下ラクラクはけるピョン!」。安全な素材を選び、可愛らしいウサギの形にするなどの心遣いがされている。
菅野くんは、自分が住む綾瀬のことを学び遊べる「ピンボールあやせクイズ」を作った。玉が入るとキャップがひっくり返り答えが出てくる仕掛けなど、個性が光る作品に仕上がっている。
「綾瀬にプラネタリウムが欲しい」という思いで高野くんが作ったのは、「あやせプラネタリウム」。パーツを取り外せば、部屋で使うこともできるという。
作品は綾瀬タウンヒルズ1階エスカレーター横で展示される。両日とも午前10時から午後8時まで。
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