綾瀬青年会議所(嶋知之理事長、以下綾瀬JC)が10月27日、市役所3階会議室で「滞在型観光業パッケージ説明会」を開催。近隣市のJCや大和法人会、綾瀬市議、市職員らを招き、地域活性のヒントを学んだ。
これは、国と日本青年会議所が行う地方創生の取組みの一環。(仮称)綾瀬スマートインターチェンジ開通に向け、広域連携での観光資源創出を模索するため、綾瀬JCが同会議所メンバーを講師に招いた。
当日は「滞在型観光業パッケージ化マトリックス」を基に講演。「滞在型観光の意味」「JCの役割」「観光資源の洗い出し」「ターゲットの選定」「ターゲットの目線に立ったプランと観光ルートのストーリー作り」「近隣との連携」など、選ばれるための付加価値をいかに生み出すかについて話された。
その後、「これをいかに各地域の特色に合わせローカライズするか」を、飛騨高山のサイクリングや新潟県糸魚川市など先進事例とともに説明。最後はグループに分かれ、綾瀬で活用するための方法をディスカッション方式で話し合った。
「プランを立ててみて、綾瀬への外国人の観光誘客も不可能ではないのではと思った。とても勉強になった」と、嶋理事長は話す。