市内にロケ誘致を行うための官民一体組織「綾瀬ロケーションサービス」が、第6回ロケーションジャパン大賞「撮影サポート部門」で2位を獲得した。まちをあげたサポート体制が評価されたもので、発足から2年足らずで問合せ400件超、撮影決定作品50件という実績は「驚くべき成果」と評された。
全国のロケ地を紹介する専門誌「ロケーションジャパン」(地域活性プランニング(株)発行/藤崎慎一代表)が、もっとも人を動かし街の観光を活性化させた作品と地域を表彰するロケーションジャパン大賞。映画『海街diary』の藤沢市や、同『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の長崎県長崎市など全国から24作品がノミネートされた。
選考は支持率、撮影サポート度、行楽度、地域の変化の4項目で行われる。映画『バクマン。』でノミネートされていた綾瀬市は309ポイントを獲得し、撮影サポート部門2位を受賞。笠間城治市長が、藤崎代表から表彰=写真右上=を受けた。
活動の広がり続々
誘致活動活発化を受け、市では「ロケのまち綾瀬」PRのためのショーケース=写真下=を、1階市民ホールに設置した。常設展示を予定しており、現在はドラマ『釣りバカ日誌〜新入社員 浜崎伝助〜』や、同『コウノドリ』出演者のサイン色紙やサイン入り台本を展示している。
「釣りバカ日誌の台本には濱田岳さん、西田敏行さん、広瀬アリスさんのサインが連名で綴られています。1冊に出演者数人のサインをもらえるのは、とても珍しいそうです」と、市商工振興課は話す。
また、グルメ開発で協力している市商工会も、「イケメンが集まるロケ×グルメのまち」と題し「綾瀬おさんぽマップ」=写真左上=を作製した。
表紙には市役所で撮影された『コウノドリ』のワンシーンを使い、ロケ地と市内商店を掲載。「ロケ地めぐりと綾瀬グルメ散策」が楽しめる構成になっているほか、全国ふるさと甲子園5位入賞商品「あやせぶたメンチ」も紹介している。マップは市内公共施設等での配布を予定。
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