市内経済団体や市民団体等の長や役員で構成される「綾瀬インターチェンジ建設推進協議会」(笠間茂治会長)が、綾瀬市オーエンス文化会館で3月6日、フォーラム「みんなで語ろうインターチェンジと綾瀬のまちづくり」を開催。約190人が参加した。
市内出身で立教大学経済学部准教授を務める田島夏与氏が、「広域交通とまちづくりを一体的に取り組んだ成功例」として、インターの上を公園にした事例などを紹介した。また、市からは現在の進捗状況が説明された。
その後、専門家や音楽家、子育て中の市民、農・商・工関係者など7人が、それぞれの視点から思い描く綾瀬の将来像を発表。短所・長所を再認識し、官民協働のまちづくりを進めようという意見などが出された。
フォーラムを終え、田島准教授は「”何もない街”だからこそ、これからの未来図が描ける」とし、市民が積極的に関わる必要性を示した。