綾瀬ロータリークラブ(RC)、綾瀬春日RCなど6ロータリークラブが所属する「国際ロータリー第2780地区第4グループ」が、神奈川県産鮎の稚魚放流事業を4月24日に、寒川町の相模川河川敷で初開催した。当日は子どもや保護者、関係者含め480人が参加。綾瀬からも多くの子どもが集まり、稚魚を川に放した。
この取り組みは、青少年の自然や地域を愛する心を育み、事業を通して河川や環境問題に関心を持たせるとともに、神奈川県産鮎の存在をより多くの人に知ってもらうことを目的に企画された。
県の委託を受け鮎の稚魚を育てる県内水面漁業振興会や、県水産課、河川管理者である県厚木土木事務所、6ロータリークラブと調整を図り、昨年11月に実行委員会が立ち上がった。その後、開催場所となる寒川町との協議や現地調査などを経て、初の実施にこぎつけた。
480人が参加
当日は3グループに分かれ、稚魚の放流と、紙芝居師「さるびあ亭かーこ。」さんを招いた環境保護の紙芝居、カワラノギクの植栽を、ローテーションで行った。初めての稚魚放流に最初はおっかなびっくりだった子どもたちも、鮎を川に放つと「元気に帰ってこいよー」など声をかけていた。
「楽しかった。鮎が、あんなに川の流れに逆らうとは思わなかった」と話すのは、茅ヶ崎から参加したという茅ノ間さん一家。また、別の親子も「初めて鮎を見たけど、すごく元気だった。楽しかったので、またやりたい」と感想を述べた。
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