市消防署で4月16日、市内消防団6分団の部長以上と新入団員を対象にした教育訓練が行われた。
同訓練は2年に1度、団幹部が入れ替わる時期に合わせ技術向上と新団員教育を目的に、隔年で行われている。熊本県地震を受け被災地の消防団が活動を続けていることから、各員は「綾瀬でもいつ自然災害が起こるかわからない」という緊張感のもと、真剣な眼差しで取り組んだ。
部長以上に関しては、応用的な訓練礼式をはじめ、消防車から放水するための機関訓練や、積み土のう訓練を実施。新入団員たちは基本的な訓練礼式、消防で扱う器具の取り扱い、消防車からの放水による初期消火訓練を学んだ。
訓練を終え、古郡敏正消防団長は「大変心強く、頼りに感じる。これからも初心を忘れず、消防署と一致団結して活動に取り組んでほしい」と話した。