綾南地区民生委員児童委員協議会(久津間勲会長)が南部ふれあい会館で主催する「親子おしゃべりサロン」が、7月22日の開催で通算1千人目の新規登録を記録した。150回を超える取組みは、多くの子育てママを支える交流の場として、15年にわたり親しまれている。
同サロンは子育てをする母親にコミュニケーションの場を創出することを目的に、2001年6月に第1回が行われた。以来、8月と12月を除く年10回開催され、当初から常に30組前後の親子が参加する人気のサロンになっているという。
中心となって内容を考案しているのが、子ども専門の民生委員である「主任児童委員」。現在はこれを務める脇本洋子さんと木村靖子さんの2人が歌や紙芝居、本読みに加え、節分・七夕・月見など季節に合わせた工作などを考え、他の民生委員19人とともに運営している。
かつて主任児童委員を務め、発足当初から携わっている安藤要子さんによると、「最初は予算もなく、全てが手弁当だった」という。初年度で実績を作り、自治会からの補助を受けられるようにするなど、さまざまな苦労があった。
今では小学校や中学校にまで取組みが広がり、夏休みになると児童・生徒がボランティアとして手伝いに入っている。また、評判が評判を呼び、口コミを中心に参加者が集まっているそうだ。
友人に誘われて厚木基地内から参加したというデイビス・明子さん(40)は、「友人が増えたし、子どもを安心して遊ばせられるのがいい。子ども楽しみにしているみたいです」と、感想を話した。
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