市のマスコットキャラクター「あやぴぃ」の缶バッチが、販売開始から1年を迎えた。同バッチは順調に販売数を伸ばしており、障害者の社会参加促進に大きく貢献しているという。
この缶バッチは、市のPRをしながら障害者の社会参加につなげるため、昨年11月から市障害者自立支援センター「ばらの里」が製作・販売を手掛けている。市役所1階の喫茶室「むー」や、同支援センター「希望の家」、各種イベントなどでも販売が行われている。
デザイン担当の市職員と相談し四季折々のイラスト考案や、新たにマグネットを作るなど趣向を凝らし、10月中旬までにバッジ約4300個、マグネット約1300個を売り上げた。
ばらの里支援員の水貝匡希さんによると、製作が間に合わないことがあるほど好調で現在は缶バッジ作製機を1台増設。利用者の工賃ベースアップにもつながるなど、主力商品として作業の柱になっているという。
現在、1周年バージョンの缶バッジとマグネットも製作され、各施設等で販売されている。