11月15日から22日にかけて、児童が不審者に遭遇する事案が市内で頻発している。この1週間で市教育委員会に5件の不審者情報が寄せられており、時間は主に午後4時頃から6時頃の夕暮れ時に集中している。「ひと月でこの頻度は多い」と市教育指導課は話す。
不審者の情報に統一性はなく、年齢や性別はバラバラ。11月15日にはショートカット茶髪の50〜60歳くらいの女性と車に乗った男性、17日には50〜60歳ぐらいの白い軽自動車に乗った男性、20日の午前9時頃には30〜40歳ぐらいの黒い車に乗った男性、22日には30歳代の車に乗った男性が児童に声をかける事案が発生している=表参照。
「被害を防ぐために」
現在、青パトで巡回するなど対策を講じているほか、市教育指導課が市内の幼稚園、保育園、小・中学校や大和警察署への情報提供を行っている。「人通りの多い場所を選ぶ、単独行動を避ける、身の危険を感じたら防犯ブザーを鳴らすか大声を出すなど、身を守るための行動を」と、同課では注意を呼び掛けている。