神奈川県議会の経済活性化・産業振興特別委員会の報告会が11月24日、市中央公民館で開催された。会場には多い時で83人の傍聴者が訪れ、県政への関心の高さが垣間見えた。
これは「県民に開かれた議会づくり」としての取り組みの一環。普段県庁で行われている県議会を地域で実施するもので、今回は第3回神奈川県議会定例会の中から同特別委員会が綾瀬で行われた。市内の報告会開催は初となった。
当日は原聡祐委員長や日下景子副委員長をはじめ、経済活性化・産業振興特別委員会に所属する各自治体選出の県議と、神奈川県の担当課職員らが出席。綾瀬市選出の綱嶋洋一県議も、同特別委員会委員の一人として、席を並べた。
午後2時から始まった委員会では、「地方創生及び交通基盤の整備」について議論された。綱嶋県議は(仮称)綾瀬スマートインターチェンジ接続道路等の整備に対する県の考え方や、インターの整備効果、本体工事の工期などについて質問。綾瀬におけるインターの重要性を伝え、県の技術的支援等を要望した。
その後、午後4時から委員との意見交換の場が設けられ、傍聴者らは積極的に意見や質問を述べていた。