綾瀬版 掲載号:2017年1月1日号

新春特別企画 市長インタビュー

新市政1年目「継続と革新」 政治

インタビューに答える古塩市長
インタビューに答える古塩市長

 2017年の幕開けにあたり、本紙では古塩政由綾瀬市長に恒例の特別インタビューを行った。市長就任後初となる市議会3月定例会での予算編成に対する意気込みや、来年3月に開通を控える(仮称)綾瀬スマートインターチェンジについて聞きつつ新年度への抱負などを語ってもらった。

                   (聞き手/綾瀬編集室 綾部貴教)

 ―あけましておめでとうございます。まずは市長選初当選からここまでの半年間についてお聞かせください。

 「私は、綾瀬市を良くしていきたいというたくさんの『市民の声』をお聞きし、そうした方たちの期待に応えるべく、綾瀬市のまちづくりを先頭に立って推進していきたいとの思いから市長に就任させていただきました。就任から5カ月が経過しましたが、前市長が作ってこられた流れを、引き継ぐ一方、時代の変化に合わせて変えるべきものは変える『継続と革新』を基本にまちづくりを推進してまいります。 

 昨年10月には、見上副市長が就任し、新体制で市政を進めています。11月には、教育、学術及び文化の振興に関しての総合的な施策の体系を示す教育大綱の改定に取り組みました。また、私の理想とする綾瀬市の実現に向けて、より一層の市民サービス向上を図るため、行政組織条例を改正し、今年4月に機構改革を予定するなど、市民の皆さんに『住んでよかった』と思えるようなまちづくりに向け、着実に準備を整えています」

 ―これまで(副市長時代)と今、意識として変わったところはありますか。

 「県の職員、綾瀬市の教育長、副市長と39年に渡り行政に携わってきた後に、市長に就任させていただいたのですが、同じ事業でも事業に対する見方が、最も変わった点です。

 副市長という行政側の視点と、市民の支持を受けた市長という視点とでは大きく違います。市長に就任してからは、常に市民の立ち位置で考え、判断するようになりました。これからも多くの市民の意見を聞きながら、市民の立ち位置での行政経営を進めていきたいと考えています」

新市政1年目の状況

 ―選挙で訴えていた前市政の「継続」と時代に合わせた「革新」について、具体的な今後の方針などを教えてください。

 「これまでの基本的な市政の流れや取り組みは維持しつつも、一方で社会環境の変化や動向に対応するために見直すべきものは見直す必要があります。

 地域社会を取り巻く情勢の目まぐるしい変化を踏まえ、限られた財政力と労働力の中で、行政経営を進めるには、仕事の進め方や考え方を常に改革していかなければなりません。

 少子高齢化や人口減少が進行する中で、活力と魅力にあふれる都市づくりを進めるには、質の向上が求められます。そのために、職員の持つ潜在能力を最大限に発揮させ、創意工夫ができるような風土を組織内に作ってまいります」

 ―(仮称)綾瀬スマートインターチェンジ開通予定まであと1年3カ月となりました。進捗と活用策はいかがでしょう。

 「市の重点プロジェクトとして進める(仮称)綾瀬スマートインターチェンジの設置は、昨秋より、綾瀬郵便局の南側に架かる下原橋の架け替え工事に着手し、3月中旬に落橋工事を行う予定です。周辺では、1月末より交通規制が始まるなど、ご不便をお掛けしますが、インターチェンジ開通に向けての大きな一歩と考えております。

 用地取得についても、権利者の方々にご理解をいただきながら進めており、必要な面積の7割を超える契約をいただいております。

 本体工事につきましても、今春より着手する見込みとなっております。

 綾瀬市としては、このインターチェンジの開通の利点を最大限に活用し、地域の活力をより一層高めていくことが必要です。

 インターチェンジの利用者に寄っていただき、地場農産物などを提供できるような地域振興施設の整備に向けて動き出します。加えて、企業誘致や市内企業の育成など、インターチェンジを基軸としたまちづくりにもしっかりと取り組んでまいります」

活力と魅力に満ちた綾瀬に

市民と築く「共同作品」のまちづくり

新年度に向けて

 ―市議会3月定例会は就任後初の新年度予算編成となります。どのように「古塩カラー」を出していこうとお考えですか。

 「少子高齢化や人口減少に対応し、綾瀬市が将来に向けて持続可能な都市となっていくには、これまで以上に『活力と魅力』を高めることが求められます。この『活力と魅力に満ちた綾瀬をつくる』ため、私の政策として掲げています【1】『都市づくり』【2】『産業の活性化』【3】『地域福祉社会の実現』【4】『子ども・女性政策』【5】『都市の質の向上』の5つを予算の柱とし、重点的に実施します」

 ―2017年度予算の見通しはいかがでしょうか。

 「昨年12月の国の月例経済報告の基調判断では『景気は、一部に改善の遅れもみられるが、緩やかな回復基調が続いている』とされていますが、本市においては、地方消費税交付金、地方交付税の減や法人市民税の減収が見込まれます。

 歳出では、(仮称)綾瀬スマートインターチェンジ関連事業や(仮称)保健福祉センター整備に係る支出のほか、子育て支援策などの扶助費の増加などにより、厳しい予算編成ではありますが、国などの補助制度の有効活用や継続事業の再点検などを行い、財源確保に一層力を注いでまいります」

 ―2017年度の重点事業を教えてください。

 「今年10月には地域福祉社会の実現を担う拠点施設となる(仮称)保健福祉センターが開館します。

 同センターには、基幹型地域包括支援センターと在宅療養を推進するための在宅療養相談機能を整備するほか、現在の保健医療センター機能を移転し、妊娠期から子育て期までにわたる切れ目のない総合的な相談支援などを行う保健、福祉、介護、医療の連携拠点としてまいります。

 この新たな施設に、市政の最重要課題ともいえる少子高齢化に適切に対応するための機能を集約し、多角的かつ総合的に地域福祉の充実を進めてまいります。

 また、これまでも力を入れて取り組んできた事業ですが、県内第4位の製造業事業所数を誇る本市では、これまで以上に市外企業の進出や市内企業の事業拡大を支援するため、奨励事業などを活用してもらいさらなる工業振興を図ります。

 都市近郊の地の利を生かした新鮮さを売りに農産物のブランド化を進める市内農業については、知名度向上のためのPR支援のほか、ロケとグルメによるロケツーリズムなどの観光事業も継続して取り組むなど市内産業の活性化を図ります」

 ―今年1年の抱負と、市民の皆様へのメッセージをお願いします。

 「ふるさと綾瀬に誇りと愛着を持って暮らせるまちづくりを、市民の皆様とともに築きあげる共同作品として取り組んでまいりたいと考えておりますので、本年も皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます」
 

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