市と(有)飯室商店(早川2605の47/飯室雅海代表取締役=人物風土記=)が、綾瀬市民スポーツセンターのネーミングライツ(命名権)の契約を1月24日に締結した。市内企業の命名権締結は今回が初。4月1日から同センターは「IIMURO GLASS(イイムロ グラス)綾瀬市民スポーツセンター」の愛称が導入される。
ネーミングライツとは、施設の名称に企業名などの愛称を付ける制度。企業が支払う契約期間中の命名権料を、施設の維持管理に活用する。
市では新たな財源確保の取り組みとして、一昨年8月から綾瀬市オーエンス文化会館で同制度を導入している。2館目となる今回、初の市内事業所との締結に至った。
4月から導入される「IIMURO GLASS綾瀬市民スポーツセンター」の名称には、ガラスのリサイクルを行う飯室商店の業務内容が反映されている。ここには、まだまだ一般的に理解が進んでいない分野である「ガラスリサイクル」を少しでも知って欲しいという思いが込められている。
「イイムログラスという名前を見て『これはなんだろう』と気になって市民や企業の方々に調べてもらえれば、興味・関心への第一歩になる。これがリサイクルへの意識向上につながれば」と、飯室社長は話す。
愛称の使用開始は4月1日から4年間。年額51万円で、総額204万円の契約料が市に支払われる。
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