綾瀬・相模原・藤沢に店舗を構える「高座豚手造りハム」(志澤菜穂子社長/本社・綾瀬市)が2月17日、相模原市の小田急センチュリー相模大野で「第29回チャリティーパーティー」を開催した。
これは、地域貢献事業として創業以来続けられているパーティー。普段は店頭に並ばないチャリティーオークション用に製造したカット肉やソーセージなどの売り上げを、社会福祉のために寄付している。
当日は招いた関係者らに同社のハムなどを使った料理が振舞われたほか、優秀社員の表彰やピアノとフルートの演奏などアトラクションも実施。その後、オークション=写真=や「感謝袋」の販売で寄せられた浄財に、高座豚手造りハムの寄付を合わせた70万円が、綾瀬市に寄付された。
同社を創業した8人の養豚家のひとりである志澤勝会長は、「昔、海外の豚の品評会に行った際、そこでの豚肉の売上を福祉に寄付したという記事を翌日の新聞で目にして、ぜひこの取り組みを日本に持ち帰りたいという思いで始めた。『継続は力なり』で続け、29回目を数えるに至った。ぜひとも地域の福祉のために役立てていただきたい」と、あいさつした。