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綾瀬版 公開:2017年6月9日 エリアトップへ

災害時の物流体制強化へ 熊本地震の教訓生かし

社会

公開:2017年6月9日

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締結式の様子
締結式の様子

 市が物流会社「(株)ハマキョウレックス関東支社」と、「災害時における物資の仕分け・配送及び調達等に関する協定書」を、5月29日に締結した。プロの力とノウハウを取り入れることで、熊本地震で課題となった「災害時の物資の仕分け」を強化する狙いがある。

 今協定は、災害発生時に全国から届く支援物資などを円滑に配送する体制を構築するため結ばれたもの。仕分け作業のノウハウがないため混乱をきたし、支援食糧が期限切れになるなどの課題が浮き彫りになった熊本地震での教訓を生かすため、締結された。

 協定には人員・機材の提供や市の集積場所である市民スポーツセンターでの荷役作業、避難所等への配送計画策定と配送、被災者のニーズ収集、不足物資等の調達などが盛り込まれている。近隣採用が多い同社はいざという時に対応しやすく、県内では藤沢市が同様の協定を結んでいるという。

他団体・企業とも協定

 綾瀬市では今年に入り、様々な企業・団体と協定を結び、災害時の対応力強化を図っている。

 今年2月14日には、地震や風水害などの発生時に拡大防止や応急復旧活動の協力を要請する「災害時における応急対策に関する協定書」を綾瀬建設総合組合・神奈川土建一般労働組合湘南支部の2者と締結したほか、海老名エフエム放送(株)(FMカオン)とも「災害時における災害情報等の放送に関する協定書」を締結。また、学校や幼稚園への給食を展開しているエンゼルフーズ(株)からは、深谷での新工場竣工を機に協力の申し出を受け受諾。4月11日に「災害発生時における食料の調達に関する協定書」を交わしている。

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