綾瀬版 掲載号:2017年9月8日号
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市内初 こども食堂開設開始ひと月で広がる取り組み

教育

集まった子ども同士でわいわい食事
集まった子ども同士でわいわい食事
 市内初の子ども食堂「がじゅまる食堂」が7月26日、学童保育探検クラブ内にオープンした。運営は主婦らで組織されるNPO法人「がじゅまるの木」(小林真希理事長)が行っており、毎週水曜に開設している。開始当初から常に30〜40人の子どもが訪れているほか、小園自治会館にも波及するなど早くも取り組みが広がり始めている。

 がじゅまるは児童だけでなく、家族でも通える食堂。一般的な子ども食堂のように「子どもの貧困」にだけ焦点を当てるのではなく、「地域での居場所づくり」や「子育てママの負担軽減」も趣旨に含まれている。

 運営を行っている「がじゅまるの木」は、たんけんクラブに子どもを預けていた母親たちの手で2015年4月に設立された。卒業後、知り合った仲間同士でこれからも関わりを持ちながら、何らかの形で子育て支援をしていきたいという思いからだった。

地域巻き込む子育て支援

 話し合いを重ねる中で「学童にとどまらない地域の支援」や、「みんなが関わるお手伝いができるもの」など方向性が固まってきたという。この中で「食育」という柱ができ、今年春の総会で「子ども食堂」に決定した。

 がじゅまるの運営は6人のスタッフと地域のボランティアが行っており、座間市で弁当屋を経営する食事係の齊木愛さんと、会場準備係の齊藤輝美さんがメインで担当している。齊木さんは手作りの食事にこだわり、可能な限り綾瀬の食材を使っている。

 食材は座間市のNPO法人ワンエイドや市内企業、地域の畑などからの寄付で賄われている。その日に手に入った食材から献立を考え、40食分を用意する。

 「自分がそうでしたが、仕事から帰って料理してお風呂入れてとやっていると子どもとゆっくりする時間が取れないんです。週に1日だけでもここで食事をとり、余裕ができた分を子どもとの時間にあてるだけでずいぶん違うはず」と、小林さんは思いを語る。

 児童たちの食わず嫌い改善や家庭教育の場、顔を出しにくる卒業生との交流など思わぬ副産物が生まれている。また、趣旨に賛同した小園自治会が協力を快諾し、9月5日から同自治会館でも開設されている。小林さんは「いずれは独立し、広く提供していけるような体制を整えたい。市内にニーズがあれば、展開していきたい」と展望を語った。

 がじゅまるはたんけんクラブで毎週水曜、小園自治会館で毎週火曜の各午後5時〜7時(L・O)に開設。子ども200円、大人400円、親子500円。

 問合せは同法人【電話】0467・70・3966へ。

献立を説明する小林さん
献立を説明する小林さん

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