小園地区で９月16日、小園こどもみこしが威勢のいい掛け声とともに地域を練り歩いた。
小園の子之社の例大祭に合わせ毎年巡行している同みこし。１９８７年の建造以降、祭りに華を添えていたが、少子化の影響から一時は担ぎ手不足に悩まされていた。
事態打開のため、小園自治会がＰＴＡや子ども会、お囃子の若手、保護者らを巻込み解決策を模索。みこしルートにチェックポイントを設けるスタンプラリーに仕立て、必ずもらえる参加賞と豪華賞品が当たる抽選会を導入することで、みこしに活気を取り戻した。
今年は台風の影響で17日は中止となったが、本祭前日の「宵宮」には１３０人が参加。一時は雨に見舞われたものの予定通り１・５・６区を巡り、１１１人が抽選会にも参加した。
