北の台小の3年生80人が2月27日、市内大上の「旬菜みのりファーム」(比留川実代表)で、シイタケの植菌体験を行った。使用された原木は、朝一番徳の市で野菜販売を行っている「綾瀬市新鮮野菜直売組合」(田中俊一会長)によって学校に寄付された。
当日、ドリルを使い原木に穴を空け、菌を植えたあとにろうを塗り仕上げる児童たち。初めてのドリルに「おぉ!」と歓声を上げていた。その後、振る舞われた焼き芋を頬張り、食と農業の体験を満喫した。
同園での農業体験は、8年前から総合学習の時間を使い実施されている。植菌体験は3年前から行われているが、組合による原木の寄付は今回が初めて。「児童・生徒が農業に触れる機会を作りたい。今後、市内へ取組みを広げられたら」と田中会長は話した。