綾瀬市では持続可能な都市とするための組織体制を整備し、社会環境の変化に迅速に対応するための機構改革を行った。市長の決定をすぐに実行するための体制や、「(仮称)綾瀬スマートインターチェンジ(SIC)」に関連する事業実施体制の構築、市長部局における規模の大きい部や課の解消に主軸を置くなど、「古塩カラー」を打ち出した組織構成となった。
「新時代あやせプラン21」基本構想に掲げる目標の達成と、古塩政由市長が打ち出した「5つの政策」の着実な実現のため実施された改変。これにより、限られた人的資源を最大限活用していく。
1つ目の大きな変更点は、「市長室」の創設。市長の政策をスピーディーかつ的確に情報発信するための秘書広報課と、市民生活に直結する危機管理課、基地対策課を一元化することで市長の決定をすぐに実行できる体制を整えた。これに伴い、経営企画部と総務部も再編されている。
農・工・商特化の体制へ
2つ目は、来年3月に開通を予定しているスマートインターチェンジ建設に伴う改変。これを活かした産業拠点整備の本格化に合わせ、環境経済部にあった商業観光課、工業振興企業誘致課、農業振興課を切り離し、独立した「産業振興部」が設置された。
3課を1つにまとめ農・商・工に特化した部署にすることで、集中的かつ強力に業務を推進する体制整備を図っていく狙いがある。
また、課の多かった都市建設部を「都市部」と「土木部」の2つに分離。これにより、市長部局における各部の所管課が3〜4課体制になり、管理職が迅速に判断できる組織規模へと変更された。
そのほか、スポーツ課が健康こども部に移管されたことに伴い、教育総務部と生涯学習部を「教育部」に統合している。
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