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60歳以上から始まる「新しい仕事」の生活 取材協力/綾瀬市シルバー人材センター
自分が住み慣れた地域で、新たな仲間と共に額に汗する。仕事で培った技術や知識を活かし本格的な就労に。趣味や特技を活かし、楽しくわいわい地域のために。または、全く経験のない新しい分野に――。定年後の人生を豊かに過ごす方法の一つに、「シルバー人材センター」という選択肢がある。
シルバー人材センターは、進展する急速な高齢化を受け1975年に東京都で発足した「高齢者事業団」から始まった。労働を通じ定年後を有意義かつ健康に過ごすための取組みは全国各地に広がり、1986年に施行された「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」によって、同センターが法的に認められた。
1カ月間で延べ人数500人以上が活躍
綾瀬市のシルバー人材センターが設立されたのは、20年ほど前。今では月の実働人数は延べ500人以上を数え、年齢も60歳〜91歳と幅広い層の会員が所属し活躍している。仕事内容も一般家庭の手伝いから企業のもの、行政からの請負事業など様々。シルバー派遣事業も行っている。
また、同センターで特徴的なのが、現役時代の技術を活かした独自の取組み。オーダーメイド紳士服や洋服直しの専門店で働いていた人たちなどを集め、洋服直しやリフォームを行う「シルバーお直し工房」を立ち上げるなど、所属会員の特性を活かしたユニークな取組みにも力を入れている。
その他、同センターが市からの委託を受け整備・管理を行っている「陽だまり公園」では、ものづくりが得意な会員が木のオブジェを制作するなど、様々な場面・分野で輝いている。
経験のない人へも安心の体制タウンヒルズで毎月説明会を開催
「自分には特別な技術も知識もない」という方も心配は無用。同センターには掃除や草取り、植木の手入れ、家事代行、ワンコインサービスの軽作業、需要急増中の資源物立ち当番代行など、様々なものがある。
全く経験がなくても講習会等を通し、先輩たちがやり方をしっかり教えてくれる。他が会員不足に頭を抱える中で綾瀬は微増傾向にあるだけでなく、全国平均を上回る数の女性が活躍しているのも、こういった「安心感」があるからこそ。
同センターでは、こういった活動をより多くの方に、もっと気軽に知ってもらおうと、今年度から月に一度の「新会員説明会」を綾瀬タウンヒルズショッピングセンターで開催している。事前の申込みは下記まで(当日参加も可)。
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