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綾瀬版 公開:2017年6月23日 エリアトップへ

神奈川県社会福祉士会県央支部の支部長に就任した 池田 雄一さん 落合南在住 63歳

公開:2017年6月23日

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第二の人生 福祉のために

 ○…地域包括支援センターや福祉施設、病院などで福祉に関する相談援助の専門職を務める社会福祉士。県社会福祉士会には8支部2868人が在籍し、綾瀬・大和・海老名・座間・厚木・愛川・清川をエリアとする県央支部は288人の会員が所属している。「支部活動2年しか経験がない自分が諸先輩方を差し置いて」と最初は固辞したが、「これまで支部長が出ていない綾瀬からぜひ」と推され、それならばと快諾した。

 ○…社会福祉士の資格は55歳で取得。綾瀬市役所で福祉の部署に配属され、福祉に携りたくて入庁した時の初心を思い出した。「定年後も綾瀬のために汗をかきたい」と帰宅後の晩酌を減らし、仕事をしながら通信教育で1年勉強。大学生の娘に無理だと言われたが、逆に奮い立ち国家試験に一発合格した。「すごいと褒められました」と笑顔をみせる。定年後、1年間の成年後見の勉強を経て、現在は「ぱあとなあ神奈川」の相談員に。また、障害福祉を学ぶため地域の施設で週3のパート勤務を行うなど、今なお勉強を続けている。

 ○…生まれは東京。10代まで川崎で過ごし、引っ越しで綾瀬に住み約40年。息子は独立し、今は夫人と娘、猫4匹と暮らす。趣味は山歩きで、現役時代の仲間と今でも楽しんでいる。「下山後の温泉とビールがお目当てです」と笑うが、地元マラソンクラブに所属しハーフに挑戦するなど、アクティブな日々を送る。

 ○…親の年金使い込み問題などを受け、成年後見を専門職が受け持つ割合が増加する一方、その一翼を担う社会福祉士を知らない人が多いと感じる。「生きづらいと思っている人に寄り添うのが、我々の仕事。存在を地域住民に啓発していきたい」と真剣な表情。また、「綾瀬は介護保険認定率が低く高齢者が元気と言われていますが、将来への備えは必要。海老名や座間で開設されている青年後見の相談会を綾瀬にも誘致したい」と意気込みを語った。

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