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綾瀬版 公開:2017年9月22日 エリアトップへ

鎮座400年を迎えた吉岡神明社の総代代表を務める 清水 盛雄さん 吉岡東在住 71歳

公開:2017年9月22日

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次代へ紡ぐ400年の歴史

 ○…吉岡の北部、深い緑に囲まれた静けさと長い参道が特徴である吉岡神明社の氏子総代代表を務める。4月の役員改選で8人の総代の中から選ばれた。神社運営を考えるため神明社について役員で調べたところ、今年が鎮座400年の節目であることに気付き「例大祭で何か盛り上げることをしたい」と、同神社を管理する五社神社の宮司に相談。快諾をもらい、6月から急ピッチで準備を始めた。

 ○…限られた時間で何ができるかを考え、かつて子どもの遊び場の一つだった神社に再び足を運ぶきっかけにしようと採用したのが、園児の「ぬりえコンクール」だった。他にも広く参拝者を呼び込むため、抽選会の一般参加を可能に。賞品拡充のための協賛企業探しも行った。ポスターをカラーに変え、枚数も大幅に増やすなどPR活動も工夫したという。「今までお隣の綾西に呼びかけていなかったけど、境界ができる以前はそこも含めて地域の神社だったんですよね。これを機に知ってもらいたかった」と、思いを語る。

 ○…吉岡で生まれ育ち、綾瀬市役所の職員として従事した。在職中、夫人にまかせっきりだった自治会などには、定年してから本格的に携わるように。区長や副会長、会長を歴任している。今回の代表も「周りに推されて」と笑うが、この実績があればこそ。今は地域活動に注力しながら、最近凝っているというハイキングを楽しんでいる。

 ○…神明社はこれまで専任宮司はなく、今も五社神社が兼任している。維持・管理は地域住民が行っており、「それでこれだけきれいに残っているのは珍しいのでは」と誇らしげ。かつて神社は寄合など、人が集う場として親しまれていたが、今は地域との距離が遠くなっていると感じている。「400年という節目をどう活かすか。この勢いを逃さず、仕掛けを考えていきたい。これが市内に波及し、他の神社も盛り上がってくれたら」と展望を語った。

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