神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
綾瀬版 公開:2017年10月20日 エリアトップへ

矢部商店 「ご当地サイダー」ラベル一新 親しみやすいデザインに

経済

公開:2017年10月20日

  • X
  • LINE
  • hatena
ブタッコリ〜を使ったデザイン
ブタッコリ〜を使ったデザイン

 小園の矢部商店が開発し、2011年から販売している「ベリーサイダー」が、このほどラベルを一新した。市の公認キャラクターであるブタッコリ〜をあしらい、親しみやすく手に取りやすい「手土産にも使えるデザイン」として生まれ変わった。

 同店は戦前頃から続く地元商店。これまでにも市の花であるバラを使ったローズワインやバラの発泡酒など様々な試みを行い、4代目店主である貴洋さんが名産品「あやせ本醸造」を生み出すなど、地産地消や地域活性に力を入れてきた。

 こうした取り組みの中で、市内唯一のブルーベリー農園「あやせベリーガーデン」とコラボしたブルーベリーのビール「ベリーエール」を開発。これがきっかけとなり、このソフトドリンクバージョンとして「ベリーサイダー」が生まれた。

 ベリーエールはすでに廃盤となっているが、同サイダーは蓋を王冠から開けやすいキャップ式に変更し、瓶の形状も変えるなど2度のリニューアルを経て今の形になった。購買層は子どもを中心に、イベント出店などでの需要が多くあるという。

産みの親がデザイン

 3度目となる今回、初めてラベルが一新された。「ブタッコリ〜とブルーベリー、ブラックベリーを使って欲しい」という矢部商店の依頼を受け、ブタッコリ〜の生みの親である竹内千賀子さんがデザインを担当している。

 「ベリーの紫を基調に、親しみやすくて可愛いデザインを意識しました」と話す竹内さん。スッキリ爽やかな味わいをもつ同サイダーの特徴から「女性や子どもが好む味では」と考え、この層が思わず手に取りたくなるようなイラストに仕上げた。

果汁も倍に増量

 内容量は275ミリリットル。ブルーベリーとブラックベリー4kgずつを使用し600本を生産。ラベルだけでなく果汁もこれまでの1%から2%に変え、爽やかさはそのままにより飲みごたえのある味に変更されている。

 同サイダーは矢部商店(小園1312)ほか、JAさがみ直売場グリーンセンター綾瀬と市役所1階のともしびショップむーでも取り扱っている。また、11月19日にオーエンス文化会館駐車場で開催される「あやせ産業まつり」での販売も予定されている。

 問合せは同店【電話】0467・78・3591へ。

商品を手に説明する矢部さん
商品を手に説明する矢部さん

綾瀬版のトップニュース最新6

名称原案に意見募集

綾瀬市

名称原案に意見募集 経済

スマートIC、名称決定へ

1月24日号

綾瀬が話芸のネタに

タウンレポート

綾瀬が話芸のネタに 文化

きょう午後にライブ本番

1月24日号

ひと月に約800人来場

高座クリーンセンター

ひと月に約800人来場 社会

地上50m展望室など人気

1月10日号

県展示11年ぶり巡回

県展示11年ぶり巡回 文化

かながわの遺跡展『縄文と弥生』

1月10日号

個性ある持続可能都市へ

2020(令和2)年新春市長インタビュー

個性ある持続可能都市へ 政治

子どもの教育と多文化共生に意欲

1月1日号

産業の拠点新たに

綾瀬市商工会新会館

産業の拠点新たに 経済

笠間会長「原点の結束・連携に回帰を」

1月1日号

あっとほーむデスク

  • 1月24日0:00更新

  • 12月13日0:00更新

  • 11月29日0:00更新

綾瀬版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月24日号

お問い合わせ

外部リンク