住民参加の議会へ一歩 愛川町で5月に初の意見交換会
愛川町議会(鈴木一之議長)で5月12日・13日・20日に開催する初の意見交換会の準備が進んでいる。4月16日に開かれた議会運営委員会では当日の議会報告の流れや進行についての確認が行われた。
意見交換会は、昨年6月に制定された議会の最高規範である「愛川町議会基本条例」に基づくもの。
同条例は、議会活動に関する情報を広く町民に知らせる必要があるとした上で、「広く町民の声を聴く議会」「町民とともに歩む議会」「町民参加を基本とする議会」という視点に立った議員の活動原則等を規定。その中で意見交換会は、町民への説明責任と町民の意見を議会に反映させるために行うものとされている。
4月16日の委員会では、5月の初開催に向けて、議会報告と意見交換の時間配分や説明方法などについて出席者たちの熱のこもった議論が繰り広げられた。
これによると、今回の意見交換会はスクリーンを使いながら直近の3月議会の審議結果等を報告。その後、司会の進行の下、テーマを設定せずに住民との意見交換を行う。会には全町議会議員16名が出席し、質問等には議会としての考え方を説明していくという。
今後、開催周知のためイベント会場やスーパーなどで来場を呼びかけることも検討している。鈴木一之議長は「町民の声をじっくり聴く機会。多くの方に足を運んでほしい」と話している。意見交換会の開催日程は次の通り。
▽5月12日(土)ラビンプラザ▽5月13日(日)町文化会館▽5月20日(日)レディースプラザ※時間はいずれも午後1時半から。申込み不要。希望者は当日直接会場へ。
問い合わせは町役場議会事務局【電話】046・285・6927まで。
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