在宅高齢者の制度一冊に 2012年度版 案内が完成
愛川町の健康長寿課が発行する平成24年度版「在宅高齢者のための制度案内」の冊子がこのほど完成した。生活支援・介護予防・家族介護・健康づくりなどの項目ごとに、町の事業や相談窓口を紹介している。
冊子は、町が行っている高齢者とその家族のための各種サービスや制度について広く知ってもらうために15年以上前から続いている。事業によって相談する担当課等が異なるため「こんな時どうする」を分かりやすく分類した形だ。
今年度版は「ひとり暮らし・寝たきり・認知症高齢者世帯票の登録」の項目が追加された。制度自体は以前からあるものだが、これは町が進めている高齢者支援のネットワークづくりの仕組み。見守りなどの支援を希望する人やその家族があらかじめ町に情報登録することで、町や民生委員らが協力して支援を行うもの。対象は、在宅の65歳以上で町の定める要件にあてはまる人。決められた世帯票を提出することで登録となる。登録者には、不定期で日頃の声かけや見守りのほか、生活支援、介護支援等を行っていくという。
冊子は、町役場のホームページからダウンロードできるほか、健康長寿課窓口、ラビンプラザ、レディースプラザで配布されている。
問合せは町役場健康長寿課【電話】046・285・2111まで。