土砂災害に備え 福祉作業所で避難訓練
愛川町角田にある社会福祉施設「ありんこ高峰作業所」で6月25日、土砂災害(土石流)避難訓練が行われた。
施設の職員と消防署が防災気象情報の伝達や緊急時の避難行動を確認し合うことで、災害発生時に要援護者を速やかに避難誘導する判断力と行動力を身に付けることが目的。作業所職員、利用者、町社会福祉協議会職員、消防職員ら24名が参加した。
この日の想定は、「土石流災害警戒情報警戒地域に指定された」というもの。消防署から施設・社協への情報伝達と自主避難、避難先の受け入れ体制を確認した。
同作業所がある地区を含め、町内では34カ所が今年の4月20日に県の土砂災害警戒区域に指定され、この内21カ所が土砂災害特別警戒区域となっている。
土砂災害警戒区域は、土砂災害が発生した場合に、住民等の生命や身体に危害が生じるおそれがある区域とされている。
このため危険を速やかに周知することや警戒避難体制の確立は重要課題となっている。
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