愛川・清川版 掲載号:2012年7月20日号

タウントピックス

管巻き唄を後世へ

町民謡保存会が伝承活動

唄と踊りの練習に励む会員たち
唄と踊りの練習に励む会員たち

 愛川町民謡保存会(小島秀也会長)が町指定無形民俗文化財「管巻き唄」の伝承に向けて活動を進めている。当面の目標は10月に行われる「ラビンプラザまつり」での発表で、現在練習の真っ只中だ。

 「管巻き唄」は、愛川町の地場産業として知られた八丁撚糸の工程における仕事唄だ。八丁撚糸で糸を撚る前に行うのが「管巻き」という工程。絹糸を数本合わせ、長さ20cm位の篠竹に巻きつける作業だが、適度の固さで紡績巻きにする必要があり、とても根気のいる作業だったという。

 「半原よいとこうしろは山よ 前は川瀬で水車 アブンブンブーンブン」―。八丁撚糸機が水車の動力で動いていた昭和初期頃まで付近の工場にはこの唄が響いたという。しかし電力化が進むにつれ、いつしか唄声は忘れられていった。

 町民謡保存会は昭和40年ごろに設立。地域に伝わる歌や踊りを後世に受け継ごうと行事などで披露してきた。しかしここ最近は、会員の減少と高齢化により思うような活動ができていなかった。

 こうした現状を憂い、現メンバーらが動きだしたのがおよそ3年前。伝統文化を学ぶ中学校での特別授業に参加するなど伝承に向けた活動を本格化した。現在は月1回ペースで定期的に練習を続けている。会員も賛助会員を含めると20数名にまで増えてきた。

 練習を重ね、唄や踊りも次第に形になり、7月28日(土)にはJAデイサービスセンターあいかわで施設利用者向けに発表会を開く。小島会長は「披露というより、練習を重ねた会のみんなが人前できちんとできるかの度胸試しですよ」と笑顔で話した。
 

愛川・清川版のトップニュース最新6件

細野区が連覇

町一周駅伝

細野区が連覇

1月13日号

清川に新たな協力隊

高く 飛躍の年に

新たな魅力を創出

町民意見を募集

愛川町公共施設等総合管理計画案

町民意見を募集

12月16日号

迫力演技で安全呼びかけ

関連記事(ベータ版)

愛川・清川版の関連リンク

あっとほーむデスク

愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2017年11月17日号

お問い合わせ

2011年6月以前の旧厚木・愛川・清川版バックナンバーは、「厚木版」のページからご覧ください。

外部リンク