メガソーラー事業 県誘致第一号決まる
神奈川県が進めるメガソーラー(大規模太陽光発電施設)誘致で、候補地の一つだった厚木市上古沢の岩石採取事業跡地について厚木市は7月25日、発電事業者が(株)オーイズミ(厚木市、大泉政治社長)に決まったと発表した。県内誘致第一号。同日、記者会見した大泉社長は「採算性は厳しいが、地域活性化のためにやろうと決意した。厚木は観光資源も豊富なので、施設が観光スポットとしてシティーセールスの一助になれれば」と話す。
設置面積は約3万4000平方メートル。発電規模は、一般家庭の約560世帯分にあたる約2メガワットで地権者との契約は20年間。設備投資の試算は約7億円、このうち3000万円を市が支援する。
大泉社長は「業者には準備に10カ月かかると言われたが、今年度中の完成をめざしたい」と意気込んだ。
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