救命処置に協力で感謝状 AEDで心肺停止の男性救う
愛川町消防本部は6月12日、救急現場での救命処置に協力したとして志村太さん、松山秀昭さんの2名に感謝状を贈った。
消防本部によると2人は5月7日、町内にあるヤマト運輸(株)の荷さばき場で、勤務中のトラック運転手が倒れる姿を目撃。すぐさま同社内に設置されていたAED(自動体外式除細動器)を使って、心肺停止状態の男性に除細動を行うとともに、胸骨圧迫を行い、救急隊に引き継いだ。
救急隊到着時までの両者の処置により、男性は一命を取り留めたばかりでなく、意識障害や四肢麻ひなどもなく社会復帰できたという。
感謝状を受けた2人は「同じ職場で働く仲間として当然のことをしたまでで、大変恐縮している。テレビ映像の見よう見まねで音声に従い行動した。無我夢中だったが救命につながってうれしく思う」と話す。
愛川町消防本部の沼田消防長は「ヤマト運輸さんは会社を挙げて救命講習会受講に力を入れている。引き続き、グループ全体で応急手当普及に取り組んでいただきたい」と話している。
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