あいちゃんは善意の証 町共同募金会がオリジナルグッズ
愛川町共同募金会がこのほど、赤い羽根共同募金のグッズとして愛川町の観光キャラクター「あいちゃん」をあしらったピンバッジを新たに作製した。9月の社協主催イベントでデビューする予定。
「じぶんの町を良くするしくみ。」のキャッチフレーズで知られる赤い羽根共同募金。愛川町共同募金会によると、地域で集まった募金のおよそ70パーセントが募金のあった地域で使われており、残りは市区町村を超えた課題解決のため、都道府県の範囲内で使われているという。その助成対象は、高齢者、障害児・者、児童・青少年、住民全般、災害等準備と多岐にわたり、「自分のまちを良くする…」という所以はここにある。こうした活動を定着させる取り組みの1つがグッズ製作。近年では、全国各地にいわゆる「ご当地キャラクター」が存在し、町のピーアールに一役買っている。それは赤い羽根グッズにも及んでおり、熊本県では「くまもんピンバッジ」、茨木県では「印籠型ピンバッジ」などがあるという。
これに目を付けたのが町共同募金会の窓口である社協職員。愛川町にも「あいちゃんがいるのだから、町と共同募金のピーアールにグッズを製作しよう」と思い立った。出来上がったピンバッジは全国的な統一ロゴの赤い羽根を背にあいちゃんがこぶしを突き上げるデザイン。思い通りの仕上がりに担当者も大満足。現在までのところ、県内の市町村による赤い羽根オリジナルグッズは初でもある。
バッジは9月7日に愛川町の田代運動公園で開かれる「ふれあい広場」の共同募金コーナーでデビュー。500円以上の募金者に渡すという。担当者は「町内の赤い羽根共同募金は減少傾向にある。趣旨を御理解いただき、ご協力いただけると嬉しい」と話している。
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