5市町村が観光振興協定 広域連携で地域活性化へ
大山、丹沢、宮ヶ瀬周辺の「県央やまなみ地域」と呼ばれる愛川町、清川村、厚木市、秦野市、伊勢原市の5市町村で構成する広域行政連絡会(小林常良会長)の総会が7月22日、秦野市役所で開かれた。
当日は5市町村の首長に加え、神奈川県がオブザーバーとして参加。同エリアの抱える課題について話し合われたほか、連携の推進などを柱とする協定を締結した。今回の協定は近年、体験型や滞在型といった新しい観光ニーズが高まっていることを受け、各自治体の観光資源を結び付けることで地域ブランドを発掘しようというもの。また圏央道や新東名高速道路の整備など、同エリアは今後交通アクセスの向上がますます期待されており、都市部などから観光客を呼び込み、地域経済の活性化につなげる狙いがある。
連絡会は1987年に発足。これまで「平成の大山街道、大山みち写真展」、「平成の大山街道ウォーキング」を実施している。また共通課題の解決に向け、県への要望活動を続けている。今後、連絡会の中に専門部会を設け、観光周遊ルートの設定やスタンプラリーなどの実施に向け、検討を進めていく予定だという。
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