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愛川・清川版 公開:2014年1月10日 エリアトップへ

今年は平安順調の1年 大山阿夫利神社で筒粥神事

公開:2014年1月10日

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竹筒で粥をすくい、米粒を数える神職
竹筒で粥をすくい、米粒を数える神職

 江戸時代から150年以上続く伝統行事「筒粥神事」が1月7日、伊勢原市の大山阿夫利神社で行われた。

 筒粥神事とは、大山の神饌田で収穫された米で作った粥を神職が竹筒ですくい、型崩れしていない粒の数から一年の農作物の豊凶や気象などを占うもの。かつては農家の作付け目安としても活用されていたという。粒の数は一の位を採用し、9が最良、0が不良となる。この日は県内外の農・商・漁業関係者らおよそ100人が参列した。

 判定した農作物は五穀、蚕、大根など18品種。結果をうけ目黒仁宮司は「4から8と安定した数字が多いことから、今年は平安・順調の1年になる。米の早生が4ぶ、豆が8ぶであることから、秋口までは恵まれた気候になるのでは」と講評した。一方、米の晩生が2ぶであることから「冬場の天候には注意が必要」と指摘した。

 また、経済状況については「昨年に続き今年も順調のよう。自分に与えられた立場で日ごろの努力を怠らないようにしましょう」と締めくくった。

 結果は後日、筒粥表としてまとめられ、全国の大山講信徒の農家などに配られる。今年はおよそ6万枚が刷られる予定。
 

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