球切れから配線状況まで 高齢者宅を防火訪問
愛川町危険物安全協会と愛川液化ガス協同組合が合同で3月4日、愛川町中津地区のひとり暮らし高齢者宅を訪問し、火災予防を呼びかけた。
この事業は、防災や減災への備え意識づけを目的に、春の火災予防運動の一環として1978年にはじまったもの。今年は同地区の53世帯を対象に行った。
この点検ではチラシ配布等で注意を呼びかけるだけでなく、日々の暮らし方にも目を向けるのが特長。懐中電灯の電池や球切れの確認、転倒防止金具の取り付け状態、ガス漏れ警報器の設置場所、消火器の管理、ストーブやこたつなどの使用状況、電気配線、喫煙状況など。火災の原因となりやすい例を挙げて説明していく。協会では「町のひとり暮らし高齢者の世帯数は557世帯で、20年前と比較して約4倍。今後も高齢化はますます進むと予測される。地域に目を向けた防火活動を今後も継続して実施していきたい」と話している。町内では町消防本部も町内全域の高齢者防火訪問を継続して行っている。
|
|
「何が必要か」を常に模索 社会5月1日号 |
|
2019あいかわチャリティーゴルフ 社会5月1日号 |