6月29日に投開票された愛川町長選挙で初当選を果たした小野澤豊氏が7月2日、支援者や町役場職員らが迎える中、町長として役場に初登庁した。
続いて行われた就任式の冒頭、小野澤町長は「副町長としての3年間を含め、37年間の行政経験の中で、多くの町民の皆さんにお会いする機会があった。それでも選挙を通して直接ふれあい、生の声を聞いたことで、改めて政治を志す者の自覚と町民皆さんが何を求めているのか身にしみて感じ、町長の責務の重大さを痛感している」と述べ、町政発展に全力を傾ける決意を表明。
今後の政治姿勢については、住民本位の民主的な政治を基本に「心ある町、夢ある町の実現」を目ざすとして、中学3年生までの医療費無料化、障害者・高齢者福祉の充実、小田急多摩線の延伸促進、鉄道駅までの急行バスの運行検討、さがみ縦貫道を活かした産業振興策といった選挙公約の各種施策の推進に改めて強い意欲を示した。
就任式に出席したおよそ100人の町幹部職員に対しては「失敗を恐れず、くじけることなく、そして発想の転換を常に図りながら、心を1つにして町民みなさんのために誠心誠意、心のあるきめ細かな事務執行に努めてほしい」と要望した。
愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
「何が必要か」を常に模索 社会5月1日号 |
|
2019あいかわチャリティーゴルフ 社会5月1日号 |